米国からCaroline Schnakers博士が浜松医療センターを来訪
2025年11月18日(火曜日)
米国のCaroline Schnakers博士(Casa Colina Hospital and Centers for Healthcare )が北野貴之(浜松医療センター)や江川悟史(TMGあさか医療センター)との共同研究のため、浜松医療センターを来訪されました。
Schnakers博士は国際脳損傷協会(International Brain Injury Association ; IBIA)の理事であり、その中の意識障害特別関心グループ(Disorders of Consciousness Special Interest Group ; DOC SIG)の議長も務めています。
浜松医療センターの脳神経外科・脳神経内科・ICU病棟、リハビリテーション技術科、患者支援室、診療放射線技術科、臨床検査技術科などを見学し、各部署の担当者と意見交換しました。
更に、浜松医療センターの1階講堂にて講演会を開催しました(参加者:約130名)。講演会では「意識障害:変動する領域」をテーマとして、意識障害の診断と治療、その歴史的変遷と最新の知見についてお話ししていただきました。特に、Coma Recovery Scale-Revised(CRS-R)を使用しない場合における「意識障害の誤診」は重大な課題であり、意識障害を評価するためにCRS-Rや短縮版のCRSR-FASTを用いることの重要性を強調されていたことが印象的でした。




第23回 日本神経理学療法学会学術集会にてシンポジウムを開催
2025年10月31日(金曜日)に開催された、第23回日本神経理学療法学会学術集会の公募シンポジウム「脳卒中後の意識障害患者の評価とリハビリテーション」において、北野貴之(浜松医療センター)、増田健太(TMGあさか医療センター)、星あかね(鶴巻温泉病院)、中川俊(TMGあさか医療センター)の4名が発表しました(下の写真は、左から順に星、北野、中川、増田)。
活発な議論が交わされ、大盛況のシンポジウムとなりました。
